2010年07月の記事

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2010年7月16日(金) 21:06

そこまで・・・

2011年3月に東北新幹線の東京〜新青森、九州新幹線の新大阪〜鹿児島中央の直通営業運転が始まります。両新幹線ともデザイン的にもかなり洗練されていて注目です。
列車名は東北が「はやぶさ」、九州は「さくら」。
http://www.jreast.co.jp/e5/m/top.html
http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen-name/index_pc.html

隠れ(!?)乗り鉄鉄道ファンの僕にとっては心躍るニュースです。

数年前、東海道新幹線車両を豊川の日本車両工場から浜松の新幹線基地まで陸送する現場を見に行ったことがあります。最近日本通運のCMでも流れていますが、その最大のクライマックスというか難所が、豊橋市内の守下交差点の左折です。



左折時のあまりに大きな内輪差を解消するために、リモコン操作で自在に動く台車付のトレーラー架台や、それに関わる人員の多さ、連携など運搬技術上の面白さもさることながら、何よりもあの新幹線が道路上にある、という違和感と、その大きさの存在感に圧倒されっぱなしでした

決して狭い交差点じゃないんです。けれどあの大きさには勝てない・・・・。

別に勝負事ではないんですが、無事左折クリアーした時には深夜にもかかわらずたくさん来ていた観衆から自然と歓声と拍手が沸きあがっていました。

そんな興味からネットを見ていて見つけたのがこの写真。



鹿児島新幹線車両の搬送風景です。

顔はカワイイのに、やたらとデカイ・・・

そもそも何でこんな狭いところを・・・、何もそこまで・・って思いませんか?

written by hom [放浪] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2010年7月1日(木) 21:25

情報

日本のワールドカップは終わってしまいました。

結果としては心残りな部分はあるけれど、日本サッカーの新しい夜明け、ですよね。
個人的には、あのメンバー、あの勢いでスペインとのガチンコの真剣勝負を見たかったなぁ、というのが本音です。あと、俊輔、大丈夫かなぁ?・・ということも。

岡田監督が名将(と突然言われるようになった!?)と言われる理由のひとつに、彼の緻密な情報収集と分析能力が上げられるそうです。

ワールドカップは国の威信をかけた戦いという側面もありますから、そういう水面下での動きもかなり激しいものになっているようですね

今日はその「情報」のお話。

現代社会は情報が氾濫している、と言われて久しいですが、確かに選択できるメディアは数限りなくあり、それぞれの情報量も恐ろしくなるほどたくさんあります。
その中から、本当に自分が必要としているモノ、プラスになるモノを取捨選択するのは至難の業です。

僕はいろいろな情報を見たり、集めたりするのは決してきらいではないので、手前味噌ながら引出しは多いほうだと思っています。
けれど弱点は、選別処理分析能力に欠けるため、その情報をどの引出しに仕舞ったのかを忘れてしまうこと・・・
ですから岡田監督のようにその能力に長けた方は文句なしにリスペクトです。

それにしてもこの「情報」という漢字、面白いと思いませんか?

何となく暖かい感じの<情け>に、何となく冷たい感じの<報>。

語源としては諸説あるようですが、明治時代に文豪森鴎外氏が和訳したという説があります。

何故<情け>なのか?

人は何かを知りたい時、ただ<報>が欲しいわけではなく、その時の状況に応じて、興味・感性なんかを加味して入ってくる<報>を自然と選別しているんですね。

その興味・感性などが<情>。

サッカーで言うと、相手チームを知りたい時、FIFAランキングが何位だとか、攻撃的なのか、守備的なのか、などが<報>。
個々の選手のクセ、ムラなどを見極め、どう対応するか、と考えながら見ることが<情>。

サッカーだとちょっとわかりづらいですね

温泉にします

温泉がある、という物理的地理的なことが<報>。
その温泉にどんな効能があるのか?露天風呂はあるのか?食事は美味しいか?女将さんはキレイか?etc.etc.自分の興味・感性で取捨選択することが<情>。と言うわけです。

なるほどー!さすが文豪って思いませんか?

written by hom [日常] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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