2011年02月の記事

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2011年2月16日(水) 14:25

ブラHOM 2011vol.1

先日関東地方が大雪に見舞われた頃、2日間東京”ブラHOM"してきました。

仕事に活かせる情報を得るため、モチベーションを保つための刺激をもらいに、はたまたアンチエイジングのためのアタマとカラダの運動 ・・・・   etc.etcと、たくさんの言い訳を豊橋に置いて、いつもながらのリフレッシュ放浪です。

まず目に入ってきたのが、東京駅赤レンガ駅舎復元工事現場。

今回復元される両端部のドーム屋根の足場が外れ見ることができました。
 
東京大空襲の修復で、GHQの監視下、とりあえず5年もてばいいと適当(!)なかたち、材料で屋根を造ってしまってから結局60年以上経過し、幾度にもわたる取り壊し再開発検討の嵐も何とかかいくぐり、最終的に1988年、創建当時の赤レンガ駅舎の復元形態保全にいきついた経緯があります。

その復元工事もいよいよ大詰め。来年(2012)春完成です。


その後以前から狙っていた展示会3連発。




1980年代、「浮遊感」というキーワードでインテリアデザイン界を席捲した倉俣氏。
僕もその感性、デザインに対する立ち位置など、かなりの影響を受けていたんだということを、実際の作品を目の当りにして再認識できました。
「ミス・ブランチ」本当に綺麗です。



先日HOMブログでご紹介した 「孤高の建築家」と呼ばれる白井晟一氏の展示会へ。
超精密・繊細そして緊張感溢れる図面には完全に打ちのめされました。





最後は”住宅の神様”建築家吉村順三氏のご自宅に併設されているギャラリーの企画展に。
今現在「カッコイイ住宅」の原型が50年前(!)の吉村氏の住宅にありました。
間や寸法のとり方のバランス感覚の素晴しさには、これまた脱帽です。


 
良いものを見続けて一種陶酔状態になりながら向かったのが、
「ニーケーゴーヨンマル アキオカ アルチザン」
舌を噛みそうなネーミングですが、
JR秋葉原〜御徒町の線路高架下を”ものづくり”をテーマにしたギャラリー、工房、カフェなどのショップで再生したプロジェクトです。
コンセプトと立地の発想は凄いし、雰囲気もGOODです。



たった2日でここまで楽しめるTOKYOという街はやはり普通ではないですね。

人が集まり、賑わいが生まれることで発生する実に多様で雑多な需要と供給。
それぞれがキチンと成立してしまう街。

暮らしている方たちにとってはいろいろな弊害もあるのでしょうが、たまーに行く僕にとってはやはり、何とも刺激的な楽しい街です。

PS;最後の最後真っ暗になってから、通算3回目の東京スカイツリーへ行きました。
前回494mだったのが、今回はもう574m!!

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2011年2月7日(月) 12:09

OPENHOUSE御礼

ぐっと春めいてきた2月、新居町現場OPENHOUSE&SHOPを開催しました。

 

来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

          
 

いただくたくさんの言葉の数々が僕のエネルギー源です。
設計と言う職を選んで「あー良かったー」って思う数少ないハレの日です。

このイベントが終わると、いつも感じる感覚ですが、手塩にかけて育ててきた娘を嫁に出す父親の気持ちになります。(僕に娘はいないので、たぶんこんな感じなんだろうなぁ、っていうぐらいですが。)

ふつつかな娘ですが、キチンと育ててきたつもりです。少々やんちゃなところもあるかとは思いますが、どうぞ温かい眼で見てやってください・・・
娘には・・・いいか、迷惑かけるんじゃないぞ、どこにだしても恥ずかしくないように育ててきたつもりだから、自信持って生きていけ。たまに遊びに来るから・・・みたいな

晴れやかな気持ちと寂しさが織り交ざった不思議な感覚。

けれどこの節目をくぐることでいつも、次へ!っていう気持ちになれています。

written by hom [現場] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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