息子が通っている中学校のPTAの主催で開催された「AEDの使い方」講習会に参加してきました。
最近街の中で見かけることの多くなってきたAED(自動体外除細動器)。
その名前も存在も知っている、そしてそれは救命に対しての有効性があるからこそ設置が進んでいるんだろう、ぐらいの認識はある。なのに自分はそういう場面に遭遇しない、したくない、コワイ!、だから知らなくていいや、というまったくもって自己中心的な考えで、自分から知ろうともしないで逃げていた、というのが正直なところ・・・・・反省です。
勇気を持って・・・講師のこの言葉から講習の始まりです(見透かされてますね
)
人工呼吸、心肺蘇生(心臓マッサージ)、AEDなどの救急処置というのは
”自分が助けることができるか?”ではなく、あくまで救急車が到着するまで(全国平均6分)の”応急処置”ととらえてくれ、ということでした。(この6分が生死を大きく分けることにもなるようですが)
そうか、それなら・・・なんて少々不謹慎にも楽な気持ちで次の段階へ。
1.意識の確認⇒2.周囲に助けを呼ぶ⇒3.気道確保、呼吸確認⇒4.人工呼吸⇒5.心臓マッサージ⇒6.AED装着⇒7.心臓マッサージ
の流れを人形相手ですが何度も実際に、声を出し、体を動かして人前で繰り返します・・・なんとなく恥ずかしい・・・けれど内心は結構いっぱいいっぱいの状態です。参加された方たち皆さん表情はテレながら眼だけは真剣です。(たぶん自分も)
2時間ほどの講習でしたが、経験してみて・・・
AEDの操作自体は音声ガイドも流れることもあって難しいものではありません。
人工呼吸も心臓マッサージもポイントさえ知っておけばできる、と思います。
あとは現実そうした場面に遭遇した時の自分の精神状態の問題だと思いました。
そういう意味で自分の中の危機管理のモチベーションスイッチをONできたことは、とても有効な時間になりました。