去年設計させていただき、OPENした美容室に、1周年御祝&点検を兼ねてお邪魔しました。
豊川のミチ美容室様。作品集⇒
http://www.hom-atelier.com/gallery/michi/index.html
愛情を目一杯注いでいただいているオーナーさんのおかげで建物は不具合なく、活き活きとしていました。
オーナーさんからお聞きした美容室に来られるお客様からの建物への評判・・・!
何となく、 『一度入ってみたかった』
何だか、 『あたたかい』
何でだろう、『落ち着ける』
『元気になれる気がする』
『帰りたくなくなっちゃう』
不思議だね、『自然と笑顔になれる』
etc.etc.・・・・・空間、だそうです
これらの感覚をオーナーさんもお客様と共有し、毎日楽しくお仕事されている、とのこと。
HOMにとっては心から嬉しい言葉の数々です。
もちろん、オーナーさんたちの人徳、雰囲気、ご努力によるところだと思いますが、微力ながらその雰囲気作りのお手伝いができたことを誇りに思います。
HOMに依頼していただいたこと、完成までのご協力、建物への愛情、そしてオーナーさんたちのはじける笑顔・・・すべてに改めて、感謝!、です。
ありがとうございます
豊川稲荷前交差点をお稲荷さんを左に見ながら北進、東部中学校前6差路交差点をアナログ時計の4時の方向に曲がってすぐ右手にあります。
お近くの方も、遠くの方も、よろしくお願いします。
建物は完成を節目とすれば、もうそこを越えた時点で、汚れ始めますし。壊れ始めます。(極論ですが)
けれど、建物に気を使っていれば、いや気など使わなくても、”愛情”という心さえ持っていれば建物は廃れません。
キレイに汚れていきますし、美しく壊れていきます。
少し禅問答のような言い回しかもしれませんが、それなりの期間建築に携わってきた僕の経験上の1つの答えです。
街の中の住み手を失った建物が、見た目も雰囲気も朽ちていき、まさに廃屋になっていく・・・誰も何も触ってもいないのに、です。そんな光景を目にすることありますよね。
どちらが先なのかはわかりませんが、住み手の愛情、愛着という体温があると、建物には魂が宿ります。(と、思ってるのは僕だけでしょうか)