2011年3月25日(金) 23:48
震災から2週間が経ちました。
先回ブログでお話した彼女以外の身内と、今日始めて携帯電話で話すことができました。
やっと、です。
幸いにも流されずに残った大槌町吉里吉里の自宅に2家族で避難生活をしている、ということです。
今日(3/25)の段階で未だ電気、ガス、水道は復旧せず、おまけに多数の方たちが集まる避難所ではないため、支援物資は手に入れることができないようです・・・2週間も経った今も、です。
けれど岩手県内陸の比較的近い親戚たちのおかげで、水、食料などは直接届けてもらえ、何とか急場は凌げているから安心して、と大変な状況の中、こちらに気遣いまでしてくれました。
そんな厳しい中、とりわけキツイのが、未だひとり行方不明だということです。
緊急会議中津波の被害に遭った大槌町役場に勤務していました。
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震災報道は、避難所の物資も届き始め、被災者の方たちも復興への道のりを歩き始めました、という観点に移り始めましたが、現場ではまだまだ被害の全容どころか、何も手をつけられず、2週間前そのまま、という場所がほとんどだそうです。
再度、TV報道は被災地以外の人向けではなく、被災地の人たちのためになる報道を心からお願いしたいと思います。
息の長い、継続的な支援が必要です。
written by hom
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