2011年10月の記事

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2011年10月25日(火) 23:16

OPEN HOUSE御礼

秋深まる10月某日、新しい住宅のOPENHOUSEを開催しました。

 

来て頂いた皆さまに改めて御礼申し上げます。

同じ日、プロカメラマンによる完成写真の撮影もしました。

 

近日中にWORKSに載せます。ご覧ください。



今回の住宅、コンセプトは、車椅子の生活をおくられる母上のための家。

車の乗り降りも濡れずにできるビルトインの屋根付駐車場、そこから部屋の中まで段差無しで入れます。

母上のお休みになられるベッドを家の中心に備え、夜付き添って寝られるように、布団が敷けるタタミコーナーを設け、広い廊下、広い浴室など母上のために可能な限りのスペースを使いました。


けれど残念なことに、設計図面が出来上がった頃、母上はお亡くなりになりました・・・。


お施主であるご姉弟は熟考された結果、車椅子で使いやすい家は健常者にも使いやすいはずだ、という結論になり、多少の変更はあったもののほぼ元図面通りの形で完成に至りました。

そんな悲しい出来事が起きたため、今回の住宅、お施主さんとの出会いから完成までほぼ2年が経とうとしています。

人生、そして無常について考えることのできた貴重な時間でした。

この場をお借りし、改めて母上のご冥福をお祈り申し上げます。



プロローグとして、少しだけ写真を・・・。

    
  


written by hom [現場] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2011年10月12日(水) 23:58

美学

人間として生を受け、男として家庭を持ち、プロとして設計を生業(なりわい)とさせてもらっている僕は、常にそれぞれの立場で、そして大きく”生きざま”に繋がるこだわりの”美学”を持っていたいと思っています。

例えば、
建築家と称されるプロとして、お施主さんに納得、満足していただくために、技術的にも心情的にも最大限の誠意を持って、とことん誠実にやりきること。

それも男として、どんな困難な究極の場面に遭遇しても、決して弱音や愚痴を表に出すことなく、サラりとスマートに立ち振る舞うこと。

常に時流を意識、勉強し、最先端の感覚を持ち続け、かと言って決して流行りに惑わされることなく確固たる芯を持って立ち向かうこと。

柔らかな感性、柔らかな頭で臨機応変に対応すること。

感謝の気持ちと笑顔を絶やさないこと。


・・・・・ソンナヒトニワタシハナリタイ! ではないですが,目指しています。


今日、そんな僕の理想とする”美学”をまさに具現化している人物に出会えました。

正確には”読んだ”んですが、
昨日、サッカー日本代表はW杯アジア3次予選でタジキスタン相手に歴史に残る大勝をしましたよね。

その屈辱的な大敗を期したタジキスタン代表監督ラフィコフ氏の試合後会見(⇒こちら
はまさに、プロとして、男として、そして人間としての”美学”を感じました。

タジキスタン代表は近い将来きっと強くなります

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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