東日本大震災で被災した岩手県大槌町。
はや10ヶ月が過ぎ、仮設ではあるけれど商店街が開店したり、行政主導で復興計画も具体的な議論の場に向かいはじめています。
そうした中、僕の親戚たちも含め、住民の方たちは、表面的には普通の生活を取り戻しつつあるようです。
しかし、とは言っても三陸特有の底冷えのする寒さに加え、大槌町だけで800人超の方たちが亡くなり、未だ500人超の方が行方不明という現実・・・。
産業・観光の大きな柱である漁業は、大槌港の壊滅的な破壊と地盤沈下などのため機能できず、大槌町漁協はいったん解散、という暗いニュースも・・。
一歩踏み込めばまだまだみたいです。
遠方の非力な自分ができること・・・半年前にこのブログで宣言した想い出の復元支援。
津波で流されてしまった従兄弟の家の復元模型が完成しました。
(2011/07/21ブログ”
大丈夫”)
近々送ろうと思います。
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今回は大槌町の家屋倒壊3,167棟の内の1棟。
可能ならばProjectを立ち上げて、全棟復元し、被災前の大槌町の賑わいを再現してみたいですね。
やすらぎ、癒し、よりどころ・・・前に向かうための振り返り・・・。
街の物理的な再生は住む方たちの心の再生からだと思います。