年末、冷たい雨そぼ降る中、久しぶりの
ブラHOMしてきました。
目的は、東京で大学生活を送っている息子の視察(TATEMAE)、
情報収集と言う名目の都市放浪(HONNE
)
東京と言う街が形成されている地形は、多摩川の扇状地である武蔵野台地が、長年の風化侵食により、大小、浅深の谷が複雑に入り組まれた場所。その台地と谷の高低差はおよそ15〜20mあり、必然的に東京は坂道や階段がとても多い街になっています。
坂道や階段は、街の風景に物理的にも心象的にも楽しい変化をもたらし、ブラHOMの大きな魅力のひとつになっています。
・・何が?・・・と言われると言葉に詰まりますが、
上っていく時に感じる高揚感、期待感。
上りきって振り返った時の達成感、開放感。
えっ!?こんなところに?!という意外性。
ノスタルジックな路地感?・・みたいなものでしょうか?
その無数にある坂道・階段の多くに(23区内だけで600弱)、その地形の特徴や歴史的な背景を元に名前が付けられています。
そのあたりのウンチクも楽しみのひとつでもあります。
で、今回歩いてきたのが・・・
湯島天神男坂
湯島天神女坂
湯島実盛(さねもり)坂
無縁坂
谷中夕やけだんだん
東京の道路の骨格は江戸期に形成され、現在でもその名残りはほとんど残っています。江戸期においては階段も坂の範疇だったため、階段であっても”坂”が使われています。
”男坂”、”女坂”は1セットで存在し、一直線に急角度で上りきるのが”男坂”、途中踊り場を経由して、緩く、楽に上るのが”女坂”。
今の時代、イメージは逆のような気もしますが!?
こんな本たちがあるんです!
ウンチク満載です。
最後は復原完成した東京駅丸の内駅舎の夜景で締め!