障がい者福祉施設【多機能型事業所ゆるり】様。
広い平屋の建物のため、カタチ自体が単調にならないように、、かつ風景に溶け込みながらも印象深く・・との想いから、屋根のカタチにも変化をつけています。
むくり屋根、普通の三角屋根、片流れ屋根。
利用する人たちを向かい入れる道路側には、やさしく柔らかく招き入れる印象を醸し出そうと、むくり屋根を採用。
桂離宮でも使われている、【むくり屋根】。
対する形の屋根として、神社・仏閣などで見かける【反り(そり)屋根】。
格式や荘厳さを表現する反り屋根に対し、
むくり屋根は、低姿勢や丁寧さを表現しているんだそうです。
ゆるり様にもHOMにも(!?)、まさにぴったりの屋根です!^^
直線の片流れ屋根約10mの長さの真ん中で20cmほど持ち上げて、屋根全体にカーブをかける、と言えばわかりやすいでしょうか?
屋根に上ってみると、それほどのカーブは感じないのですが、
下から見上げると、
しっかりカーブ(むくり)ですよね!
見上げながら改めて、人生低姿勢に、丁寧に、と肝に銘じています!^^