地球温暖化抑制を目標として、様々な分野でカーボンニュートラル、そして最終的には脱炭素化実現達成に向けての取組みが進んでいます。
建築分野においても身近に感じられる取組みとしては、建築物省エネ法(令和4年公布)により、かなり大きな額の補助金を出しての建物の断熱強化策がここ数年継続しています。
その内容、金額等を見ると国としてそれなりの”本気”を感じます。
もうひとつ国が主導で引っ張っている大きな流れが「木材の利用促進」。
最近では従来木造では考えることが無かった・できなかったような建物(3階建木造校舎、6階建事務所ビルetc)が増えてきています。
そんな流れの中、HOMでも現在豊橋市内中心部市街地で木造4階建の住宅Projectが設計進行中です。
市街地で4階建建物は建築基準法上【耐火建築物(火災によって一定時間倒壊しない建物)】が求められます。
木造で耐火建築物…。何となく…大丈夫…?…ですよね。
実は各種実験や建材の性能向上によって、技術的には確立されています。
しかしながら一般的な木造建物とは設計的にも施工的にも大きな違いがあります。
そのあたりの法的技術的再確認とスキルアップ、そして時代の流れに遅れを取らないためにも!東京へ勉強出張してきました。
たくさんのモヤモヤが解消されると同時に、意識の高い受講者の方々とも交流ができ、充実した楽しい2日間でした。
ココからの時代、都市は木造デス!^^
*ちなみに毎年10月8日は木材利用促進の日!・・・漢字の十と八を組み合わせて『木』^^