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2010年7月16日(金) 21:06

そこまで・・・

2011年3月に東北新幹線の東京〜新青森、九州新幹線の新大阪〜鹿児島中央の直通営業運転が始まります。両新幹線ともデザイン的にもかなり洗練されていて注目です。
列車名は東北が「はやぶさ」、九州は「さくら」。
http://www.jreast.co.jp/e5/m/top.html
http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen-name/index_pc.html

隠れ(!?)乗り鉄鉄道ファンの僕にとっては心躍るニュースです。

数年前、東海道新幹線車両を豊川の日本車両工場から浜松の新幹線基地まで陸送する現場を見に行ったことがあります。最近日本通運のCMでも流れていますが、その最大のクライマックスというか難所が、豊橋市内の守下交差点の左折です。



左折時のあまりに大きな内輪差を解消するために、リモコン操作で自在に動く台車付のトレーラー架台や、それに関わる人員の多さ、連携など運搬技術上の面白さもさることながら、何よりもあの新幹線が道路上にある、という違和感と、その大きさの存在感に圧倒されっぱなしでした

決して狭い交差点じゃないんです。けれどあの大きさには勝てない・・・・。

別に勝負事ではないんですが、無事左折クリアーした時には深夜にもかかわらずたくさん来ていた観衆から自然と歓声と拍手が沸きあがっていました。

そんな興味からネットを見ていて見つけたのがこの写真。



鹿児島新幹線車両の搬送風景です。

顔はカワイイのに、やたらとデカイ・・・

そもそも何でこんな狭いところを・・・、何もそこまで・・って思いませんか?

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2010年3月14日(日) 00:27

天使と悪魔

毎年恒例行事の、東京お台場ビッグサイトで開催されたJAPANSHOP,建築建材展に行ってきました。

 

現実、こういう見本市は、昨今のデジタル化の流れとは逆行している感は否めませんが、やはり自分の体で動き、見て、触って、話して得た情報はパソコン画面から得られるモノとは完全に「質」が違います。
と、いう理由をつけて、ただ豊橋から逃げ出したいだけ、かも。

今ちょうど計画している物件にいろいろと引っかかるものが多く、思いのほか長時間ビッグサイトにいました。
見終えて、たまったカタログ類を宅配便にお願いした時点で、さあ、どこ行こう?って、僕の中の虫が騒ぎだします。

今回は、以前からホンモノをどうしても見たかった建材のショールーム目指して墨田区に向かいました。
その道中、ビルの隙間からチラッ、チラと見えたのが運のつき、次の目的地の決定です。
かなり遠くからなのに、かなりのインパクトで迫って来たのは、コレ

    
新東京タワー、”東京スカイツリー”です。

現在の高さ311b、最終的には634bですから、単純に今の倍!

半端ないです。

計画、設計、施工というと簡単ですが、こういうものを作ろうと決断しGOサインをだした人、それを現実に建てるための構造計算、そして未知の世界である施工技術や方法の模索・・・凄いです。
世界に君臨する日本の建築技術の粋の中で、なおかつ選りすぐりの英知を結集している、といっても過言じゃないと思います。

現場周辺からも、そんな空気感がビシビシ伝わってきていました。

百聞は一見に如かず、です。2年後の春完成だそうです。

心地良い緊張感を味わった後は、これもまた以前からぜひ歩きたい、と思っていた、下町の商店街、日暮里の谷中銀座へ。

  

道路の狭さ、人の混み具合、隣り合う店同士や店の人と客の距離感がなんとも絶妙で、購買意欲をそそります。イオンモールもいいけれど、やっぱりこれもありだよなぁ、と感じてしまう素敵な商店街でした。

商店街を抜けて、通称”へび道”と呼ばれる、大正時代までは川だった不思議なくらい、くねくねとへびのように曲がりくねった道(幅3〜4b)を歩きました。永遠にどこまでもくねくねしちゃうんじゃないかな、と思わせる楽しい小路でした。

 わかりづらいかな?

 途中にあった店

仕事が詰まってるんだから、用が終わったらさっさと帰れよー、という悪魔(?)の声と、たまにしかないんだからもっと放浪させてくれよー、という天使(自分にとって!?)の声のせめぎあいの中で、天使の現実逃避をとった自分。

褒めてやりたいと思います

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2010年1月11日(月) 20:02

初夢

エコパスタジアムにジュビロ磐田名波選手の引退試合に行って来ました。



2002年ジュビロ優勝時の選手を中心としたチームと、1998年フランスワールドカップ日本代表選手を中心としたチームという、自他共にサッカーファンを公言するぼくにとっては、まさに初夢のような1日でした。

カズ、ゴン、ヒデ、高原、藤田、福西、井原、前園、森島、城、北澤etc.etc.・・・ もうたまりません。
そこに矢部、ワッキー、土田のお笑い芸人各氏が入り、国歌独唱はミスチルの桜井氏、というサッカー以外でも楽しめる素晴らしいイベントでした。

  
  


そのついでに(!?)、ちゃんと建物のCHECKも忘れません。

   

エコパスタジアムのスタンドを覆うテフロン膜の屋根は、1点でピン支持された片持ちトラスを、スチールケーブルで天秤式に支える構造になっていて、「テンセグリック構造」といいます。
その支点には風圧をダンパーで吸収するという技術も組み込まれています。

外部遠目からも、その屋根とケーブルが意匠的にも利いていて、構造と意匠が見事に融合した迫力のある建物ですよね。

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2010年1月3日(日) 09:30

放浪vol.1


2010年 あけましておめでとうございます!

今年も設計室HOM及びHOMブログよろしくお願いします。                                                                              
<写真は知り合いにいただいた御年賀の品。素敵だったのでちょっと拝借。>

2010年放浪第1弾は、東京駒沢競技場へ高校サッカー中京大中京(vs神村学園)応援バスツアーでした。
朝6時半に出発し、途中事故渋滞、自然渋滞に巻き込まれながら、駒沢に着いたのはPM1時!
けれど素晴らしい天気に恵まれ、途中の富士山も

 文句なしでした。

スタンドでは、暑いとさえ感じてしまうほどの陽射しの中、両校の応援団で盛り上がっていました。
 

中京には残念な結果に終わってしまいましたが、これをバネにして次回頑張ってもらいたいと思います。


試合後は、帰りのバスには乗らないで、数時間でしたが東京の街をぶらつきました。

正月2日の原宿も渋谷も、想像はできていたけれど、人の数は半端ないですね。いったいどこから湧き出てくるんだろう?っていう感じ。
特に原宿、表参道の歩道の人口密度は1uあたり10人ぐらいの感覚、といったらわかっていただけるでしょうか?

もう大変

けれど、そんなことも含めてやっぱり都会はそれなりの楽しさがありますよね。

さあ、今年もさるくぞー、ブラつくぞー

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2009年11月23日(月) 21:38

さるっきんぐ

最近のマイブーム・・・NHK木曜10時からの”ブラタモリ”にはまっています。



東京に行く機会も、いろいろな理由をつけて少なくなり、僕の唯一(!?)のストレス発散材料の街ブラ放浪を、まさに具現化してくれている番組です。

古地図と照らし合わせながら、現在の街の表だけではなく、生活感溢れる裏路地にも入り込んでの散策、といったイメージ。

タモリの不思議に引き込まれるトーク、感性。
一緒に歩くNHK女性アナウンサー久保田さんの、およそ街歩きには適さないいでたちでの、はずれそうではずれないトークの切替し。
ゲスト解説者の方たちの、その街に対する見識、愛着の深さ・・・

などの要素が絶妙に絡み合って東京の街をより楽しいものに見せてくれています。

今まで、早稲田、上野、二子玉川、銀座、三田麻布、秋葉原とメジャーなところばかりなんですが、同じ街紹介番組の”アド街っく天国”では絶対紹介されないポイントばかり。
アド街が、”歩く、買う、食す、楽しむ”ならば、ブラタモリは”歩く、探す、見つける、想う、楽しむ”っていう感じ。

両方合わせて見れば完璧ですね

鹿児島では”街をぶらぶら歩く”という意味の単語で”さるく”という言葉があるそうです。
2011年の新幹線鹿児島ルート開業に伴い、中心駅が今までの鹿児島駅から鹿児島中央駅に移るため、鹿児島駅周辺の空洞化が深刻なんだそうです。それを食い止めるためと、地域の魅力を再発見しよう、という主旨で始まったイベントが”さるっきんぐ”です。

そうですね、街のためにも、健康のためにも歩きましょう!

さあ、みんなで”さるこう!”

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