ぐっと春めいて来た今日、次の現場の地盤調査をしました。
SS調査(
スウェーデン式サウンディング試験)です。
敷地は40年以上前に造成された戸建て住宅団地、緩やかな丘の南斜面。
地盤の良し悪しを推測する判断材料のひとつに周囲の環境と地名があります。
例えば神社仏閣城郭などは、その部落の鎮守の意味合い・役目から、良くない土地、
特に自然災害に弱いようなところには建てません。
地名に水、沼、海、湖、川、下、沢、浦、浜、洲などがつく場所は要注意です。かなりの確率で地盤補強が必要になる場合が多いようです。
(ちなみに今回の震災で液状化の甚大な被害があった浦安市は明海、高洲、美浜、入船、という地名が並んでいます。)
で、今回の現場。
数10m離れた斜面の上には神社が建ち、地名は”城山”!よし!大丈夫!
と、言いたいところですが、調査結果を待って慎重に判断しようと思っています。
完成は10月頃。ご両親と成人されている息子さん娘さん4人のご家族のための家。
Kn-house。落ち着いた”オトナ”の家です。