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2010年3月7日(日) 00:25

OPENHOUSE

手漉きの紙を貼った新しい住宅のOPENHOUSEを開催しました。

工事に関わった方、施主さんのお知り合い、町内の方、HOMをいつもサポートしてくれている建築のプロの方たちetc.etc.60数名に来ていただきました。

 

お忙しい中、来ていただいた皆様、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

OPENHOUSEがてら、完成写真の撮影もしました。

WORKSに近日UPします!

     

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2010年2月22日(月) 22:58

紙だらけ

手漉き紙情報第2弾です。

天井の紙はベンガラ染めの紙の中に雲母の破片を漉き込んだ紙に決まりました。



壁に貼るロクタ紙は、大きな紙を1枚で貼るのではなく、1枚を4分割して、A3ぐらいの大きさにして、それをランダムに貼っていきます。
その4分割する準備作業は僕の事務所内でやっておきます。
紙を刷毛で線を引くように湿らせ、引き裂きます。(「食い裂き」と言います。)そうすることで、紙の繊維が自然な状態で現われ、貼った時により素朴な感じがでます。

いつもこの作業の時、事務所はこんな状態



食い裂きをして湿った紙をそのまま束ねておくと、その湿った部分がシミになって変色してしまうため、乾燥するまでは平置きしておかなければいけません。

その数600枚! 紙だらけ!

歩くのもままなりません

で、無事乾燥した紙を今日から現場施工です。
天井はシロウトさんには到底無理なので、プロの力を借りました。

 当然ですがさすがです。

壁は僕をメイン職人とするシロウト施工ですが、それがまた逆に味が出ます。
施主さんご家族も参加していただきました。

  何故か自然と笑顔になります。

あと1日、2日で完成です。完成品はまた後日。


ちなみに今日は特別な日!

 平成22年2月22日22時22分22秒

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2010年1月29日(金) 23:16

大ローマ展

現在施工中の住宅の一部屋の壁、天井に手漉きの紙を、施主さんご家族と、HOMと、その他誰でもやってみたい人たちで貼ります。

その手漉きの紙を買い付けに名古屋の熱田にある「紙の温度」さんに行って来ました。



今回買ってきたのはネパール産のロクタ紙。
ナチュラルで素朴な風合いの手漉きの紙です。壁と建具に貼ります。

天井は同じ紙のベンガラ(第二酸化鉄の顔料)染めのものと、その中に雲母の破片をちりばめたものと、どちらにするか施主さんと共に考慮中。
いずれにしても気持ちのイイ空間になるはずです。

貼り上がりはこんな感じ。



10年前に完成した住宅です。
現在も見た目、機能(脱臭、調湿etc.)共にまったく問題ありません。
紙、木、土などの自然材料は綺麗に(!)汚れていきます。

また施工途中経過はこの場で報告します。


その帰り、県美術館で「大ローマ展」をやっていたので、ちょっと寄り道。



展示内容、スケールともに圧巻です。

特に古代ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥス座像には感激しました。
僕はどうも白大理石彫刻のあの質感に弱いみたいです。

荘厳というか、閉じ込められた歴史の渋い輝き、というか、計り知れない重みのようなものを感じてしまいます。

これから見られる方、県美術館のこのブログを読んでから行かれるとまた違った見方ができるかも、です。
http://blog.aac.pref.aichi.jp/art/2009/12/000241.html

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2009年11月28日(土) 23:15

ハレの日

民俗学において、日本人の伝統的な世界観のひとつに「ハレ」と「ケ」があります。
「ハレ」は祭り、儀礼などの”非日常”、「ケ」は普段の生活である”日常”をあらわし、「ハレ」の場においては、衣食住や振る舞いなどを「ケ」とは明確に区別します。

今日、施主さんにとっての、その「ハレ」の日である建前と上棟式でした。

  

抜けるような青空、桧の木の香り、餅投げの時の投げる側、拾う側双方の満面の笑顔、そして何よりも施主さんの笑顔。

場も雰囲気も心も、まさに”非日常”です。

こんな素敵な「ハレ」の日を何度も経験できる僕たちは幸せモノです

  

ちなみに、「ケ」(=日常)の生活が順調に行かなくなることを「ケガレ」(気枯れ)って言います。

明日から現場は「ケ」に戻ります。
再度心を引き締めて「ケガレ」のないよう気をつけます!

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2009年11月5日(木) 15:34

OPEN!

建築中だった美容室がOPENです。

 

外観は、おとなしく、落ち着いた雰囲気に。
けれども、上品さと華やかさも忘れずに。

内部は広く、明るく、シンプルに、そしてシックさをテイストに。

 

とにかく明るく、前向きなオーナーご家族にパワーをいただきながら、楽しく、納得のできる仕事をさせていただきました。

ミチ美容室ご家族の皆様、施工の萩森建設さんに、この場をお借りして、改めて感謝します。

ありがとうございました

豊川市豊川仲町193にあります。お近くの方も、遠くの方もよろしくお願いします。



近いうちにworksに写真UPします。

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