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2011年4月14日(木) 20:51

復興

改めて東日本大震災で犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

大震災の今の日本に与えた影響の深刻さは日々深まっていく気がします。

復旧、復興という言葉が報道の中でのキーワードになって来つつありますが、
未だ手付かずの瓦礫の山の映像と、遅々として進まない原発処理の現実を見ていると、家族も家も想い出も、何もかも流された被災者の方たちにとっては、まだまだ立ち上がろう!という気にはなれないんじゃないでしょうか。

最近は人に会うと必ず震災の話になりますよね。そしてその100%の方たちが皆さん口を揃えて、被災地のために何かしたい気持ちを持っておられます。

それも「しなければいけない・・」という感じで。

自分も含めて、そうした方たちのために、AERA(朝日新聞)4月10日号
に掲載されていた精神科医香山リカ氏の提言を読まれることをお勧めします。
自分の中では何かがストンと落ちた気がしました。

その一部だけ・・・
「・・・・・私たちが被災地のためにできる最も大事なことは、あえて『なにもしないこと』なんじゃないかと思います。不安定にならないで、それぞれの持ち場を守りながら生活を続けること。・・・みんなが一斉に立ち上がらなくても、余力をためておけば、もっと後に自分の力が必要になる時が来るかもしれない。何かを今すぐ形にしようと意気込んでも、長続きはしません。・・・」


とは言いながらも、国としてはビジョンを示さない訳にはいきませんよね。
政府が復興計画の青写真を描くため「復興構想会議」を設置しました。
個人的にファンであり、注目している3人の方がメンバーに入りました。

安藤忠雄氏、藻谷浩介氏玄田有史氏

今後の流れを追跡しようと思っています。

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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