2011年12月2日(金) 16:51

小春日和・2011末

季節はずれに暖かい晩秋の1日、久しぶりの東京ブラHOMしてきました。

建前は、調査・研究、情報収集。

本音は現実逃避の意味合いが強い刺激を求めての放浪の旅。

相変わらずの不良中年です


まず東京駅丸の内駅舎復原工事現場。



南北ドーム屋根を含めた復原部分はほぼ出来上がっているように見え、地下部分と内装工事が佳境の様子でした。

この場所で、この規模で、この難工事。
行く度、見る度に日本のゼネコンの素晴しさに拍手です。

来年6月の完成が楽しみです。


次に向かったのが・・・

信用金庫という地元密着型企業が一躍全国に名を知らしめることになった建物へ。

 巣鴨信用金庫志村支店

フランス人女性デザイナーによるこの建物、幹線道路沿いとはいえ、地味な東京下町の街並みに輝きを放ちながらキレイに納まっていました。
色、カタチなど少しバブリーな感じがしないではないですが、色遣い、ボリューム感などのデザインセンスが絶妙で、街の品格を上げるほど上品に佇んでいます。


近くにも同信金常盤台支店



同じデザイナーによる建物。感覚も同じく、東京特有の雑多な住宅街の中でひときわ目立ちながらも溶け込んでいます。
ル・コルビュジェのロンシャンの教会(下の2枚の写真)の窓をモチーフにしたファサードデザインですが、ここにも色遣い、バランスなどにデザインセンスが伺えます。

 

余談ですが、実はHOMもやってます。 ⇒CakeFactory, ⇒お洒落な物置


巣鴨信金の2つの建物の共通コンセプトが「また来たくなる信用金庫」。
完成以来集客数、来客数、滞在時間など結果が出ているそうです。

素晴しいですね。



その後も果てしなく歩き続け、ブラHOMどころか、フラフラHOMになりつつ、
しっかりと刺激を吸収し、現実に戻ってまいりました 

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