2010年3月14日(日) 00:27

天使と悪魔

毎年恒例行事の、東京お台場ビッグサイトで開催されたJAPANSHOP,建築建材展に行ってきました。

 

現実、こういう見本市は、昨今のデジタル化の流れとは逆行している感は否めませんが、やはり自分の体で動き、見て、触って、話して得た情報はパソコン画面から得られるモノとは完全に「質」が違います。
と、いう理由をつけて、ただ豊橋から逃げ出したいだけ、かも。

今ちょうど計画している物件にいろいろと引っかかるものが多く、思いのほか長時間ビッグサイトにいました。
見終えて、たまったカタログ類を宅配便にお願いした時点で、さあ、どこ行こう?って、僕の中の虫が騒ぎだします。

今回は、以前からホンモノをどうしても見たかった建材のショールーム目指して墨田区に向かいました。
その道中、ビルの隙間からチラッ、チラと見えたのが運のつき、次の目的地の決定です。
かなり遠くからなのに、かなりのインパクトで迫って来たのは、コレ

    
新東京タワー、”東京スカイツリー”です。

現在の高さ311b、最終的には634bですから、単純に今の倍!

半端ないです。

計画、設計、施工というと簡単ですが、こういうものを作ろうと決断しGOサインをだした人、それを現実に建てるための構造計算、そして未知の世界である施工技術や方法の模索・・・凄いです。
世界に君臨する日本の建築技術の粋の中で、なおかつ選りすぐりの英知を結集している、といっても過言じゃないと思います。

現場周辺からも、そんな空気感がビシビシ伝わってきていました。

百聞は一見に如かず、です。2年後の春完成だそうです。

心地良い緊張感を味わった後は、これもまた以前からぜひ歩きたい、と思っていた、下町の商店街、日暮里の谷中銀座へ。

  

道路の狭さ、人の混み具合、隣り合う店同士や店の人と客の距離感がなんとも絶妙で、購買意欲をそそります。イオンモールもいいけれど、やっぱりこれもありだよなぁ、と感じてしまう素敵な商店街でした。

商店街を抜けて、通称”へび道”と呼ばれる、大正時代までは川だった不思議なくらい、くねくねとへびのように曲がりくねった道(幅3〜4b)を歩きました。永遠にどこまでもくねくねしちゃうんじゃないかな、と思わせる楽しい小路でした。

 わかりづらいかな?

 途中にあった店

仕事が詰まってるんだから、用が終わったらさっさと帰れよー、という悪魔(?)の声と、たまにしかないんだからもっと放浪させてくれよー、という天使(自分にとって!?)の声のせめぎあいの中で、天使の現実逃避をとった自分。

褒めてやりたいと思います

written by hom [放浪] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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