2009年11月28日(土) 23:15

ハレの日

民俗学において、日本人の伝統的な世界観のひとつに「ハレ」と「ケ」があります。
「ハレ」は祭り、儀礼などの”非日常”、「ケ」は普段の生活である”日常”をあらわし、「ハレ」の場においては、衣食住や振る舞いなどを「ケ」とは明確に区別します。

今日、施主さんにとっての、その「ハレ」の日である建前と上棟式でした。

  

抜けるような青空、桧の木の香り、餅投げの時の投げる側、拾う側双方の満面の笑顔、そして何よりも施主さんの笑顔。

場も雰囲気も心も、まさに”非日常”です。

こんな素敵な「ハレ」の日を何度も経験できる僕たちは幸せモノです

  

ちなみに、「ケ」(=日常)の生活が順調に行かなくなることを「ケガレ」(気枯れ)って言います。

明日から現場は「ケ」に戻ります。
再度心を引き締めて「ケガレ」のないよう気をつけます!

written by hom [現場] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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