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2011年5月18日(水) 12:01

人生いろいろ

ブログ1ヶ月もサボってました

震災以降、物理的にも心理的にも日本全体が変化し、そして模索しています。

僕個人的にもいろんなことがありました。

2人の息子はそれぞれ大学、高校に進学し、新生活をスタートさせました。

新しい住宅(車椅子のお母さんのための家)現場開始です。

感覚的にかなり近いお2人の方のご葬儀がありました。

2軒の新しい住宅の計画進行中!。

設計させていただいた住宅に空き巣が入りました。

新しいお施主さんをお連れして、10年前と去年完成したHOM設計の2軒のお宅に訪問する機会がありました。

被災地では、従兄弟は未だ発見されないまま、家族は四十九日の法要に行ったと連絡がありました。

息子の高校サッカー部の応援再開!同時にHP上の「soccer photoroom」も再開です!

以前完成した住宅でタカラダニが大量発生!(人にも家にも無害だそうで、一安心)


思いついたまま羅列しましたが、それぞれがブログの題材になり得ますね。またの機会に書きます。


楽しいことも、悲しいことも全部ひっくるめて自分の人生ですよね。

肩ひじ張らず、できる範囲でその日々々をきちんとしよう、と思っている中年オヤジの今日この頃です。

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2011年4月14日(木) 20:51

復興

改めて東日本大震災で犠牲になられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

大震災の今の日本に与えた影響の深刻さは日々深まっていく気がします。

復旧、復興という言葉が報道の中でのキーワードになって来つつありますが、
未だ手付かずの瓦礫の山の映像と、遅々として進まない原発処理の現実を見ていると、家族も家も想い出も、何もかも流された被災者の方たちにとっては、まだまだ立ち上がろう!という気にはなれないんじゃないでしょうか。

最近は人に会うと必ず震災の話になりますよね。そしてその100%の方たちが皆さん口を揃えて、被災地のために何かしたい気持ちを持っておられます。

それも「しなければいけない・・」という感じで。

自分も含めて、そうした方たちのために、AERA(朝日新聞)4月10日号
に掲載されていた精神科医香山リカ氏の提言を読まれることをお勧めします。
自分の中では何かがストンと落ちた気がしました。

その一部だけ・・・
「・・・・・私たちが被災地のためにできる最も大事なことは、あえて『なにもしないこと』なんじゃないかと思います。不安定にならないで、それぞれの持ち場を守りながら生活を続けること。・・・みんなが一斉に立ち上がらなくても、余力をためておけば、もっと後に自分の力が必要になる時が来るかもしれない。何かを今すぐ形にしようと意気込んでも、長続きはしません。・・・」


とは言いながらも、国としてはビジョンを示さない訳にはいきませんよね。
政府が復興計画の青写真を描くため「復興構想会議」を設置しました。
個人的にファンであり、注目している3人の方がメンバーに入りました。

安藤忠雄氏、藻谷浩介氏玄田有史氏

今後の流れを追跡しようと思っています。

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2011年3月29日(火) 22:09

大丈夫U

長友のしぶといキレのあるクロス。

本田のパワー溢れる突破。

俊輔の正確無比なサイドチェンジ。

そして、カズダンス!

サッカー界から発信された気持ちの入った90分

個人的には昨日のブログ”大丈夫!”レベルは確実に上がりました。


それにしてもカズの持っているスター性、というか、華、というか、運というか、みたいなものは本当に凄いですね。

ドーハで負けたのも、フランスワールドカップ開幕直前帰されたのも、
今日のあのゴールのためにあったのかな、とさえ思ってしまいます。(極論ですが


もう一度言わせてください。日本は・・・大丈夫!

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2011年3月28日(月) 20:27

今日はかなり春っぽかったですね。

今年ほど日本中が、早く春よ来い、って感じている年はないでしょうね。

仕事をしてても、建材が入らない、予定が立たない、など一部かもしれませんが業界内でマヒ状態が始まっています。

被災地では、ガンバレ!ではなく、大丈夫!と声掛けする方がベターだという記事が今日の新聞に載っていました。

今の日本全体に当てはまりますよね。

あったかい春との相乗効果に期待して・・・・・大丈夫!!

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2011年3月25日(金) 23:48

震災現場その後

震災から2週間が経ちました。

先回ブログでお話した彼女以外の身内と、今日始めて携帯電話で話すことができました。
やっと、です。

幸いにも流されずに残った大槌町吉里吉里の自宅に2家族で避難生活をしている、ということです。

今日(3/25)の段階で未だ電気、ガス、水道は復旧せず、おまけに多数の方たちが集まる避難所ではないため、支援物資は手に入れることができないようです・・・2週間も経った今も、です。

けれど岩手県内陸の比較的近い親戚たちのおかげで、水、食料などは直接届けてもらえ、何とか急場は凌げているから安心して、と大変な状況の中、こちらに気遣いまでしてくれました。

そんな厳しい中、とりわけキツイのが、未だひとり行方不明だということです。
緊急会議中津波の被害に遭った大槌町役場に勤務していました。

*************

震災報道は、避難所の物資も届き始め、被災者の方たちも復興への道のりを歩き始めました、という観点に移り始めましたが、現場ではまだまだ被害の全容どころか、何も手をつけられず、2週間前そのまま、という場所がほとんどだそうです。

再度、TV報道は被災地以外の人向けではなく、被災地の人たちのためになる報道を心からお願いしたいと思います。

息の長い、継続的な支援が必要です。

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2011年3月16日(水) 23:59

震災報道雑感

被災地のど真ん中に僕のいとこたち家族がいます。

震災TV報道を見ていて、どうにも歯がゆく感じてしまいます。
このブログにこの文章を載せたところでどうにもならないことは承知していますが、よろしければ読んでください。

***********

報道関係者の皆様へ
連日たくさんの報道をありがとうございます。

私は愛知県の人間なのですが、被災地の岩手県大槌町に親戚がいる者です。

ネット、伝言ダイヤルなどを駆使して今日(3/16)までに何とか得られた情報によると、とりあえず皆(14人)全員無事であるらしい、というところまできています。

けれど、大槌町吉里吉里の幸いにも津波の被害を受けなかった親戚の家に身を寄せているらしいひとり(女)しか生きている確証が得られていません。
こども二人も一緒にいるらしいのですが、こちらで確認できるネット上の安否情報によれば生きているらしい彼女の夫とは未だ連絡がとれていないようです。

今日その彼女から本当に短い、けれど本当に切羽詰った声で電話がありました。
『食料・・食べ物を送って!・・・お願い、お願い、お願いします!』と。

他の事は話すことはなく、ただそれだけ手短に話し電話は切れました。

どういう状況でどこからかけてきたのかは全くわかりません。
こちらで推察するに、
彼女らは避難所にいる訳ではないらしいので、配られる食料が回ってこないのか?
それとも大槌町は未だ孤立しているのか?
電話をかけてきたわけだから、それはないのかな?

いろいろ考えるのですが、もちろん答えは出ません。

津波の威力を見せる映像から最近は避難所の現状を伝える映像にスライドはしていますが、報道関係者の皆様にぜひお願いしたいことがあります。

被災者の方たちに、
「今何が必要ですか?」
「何か足らないものはないですか?」
「寒くはないですか?」
などというインタビューはいりません。

瓦礫の山の街にでて、
「見てくださいっ!舟が屋根の上に乗っていますっ!!」
などという実況も一切いりません。

避難所などに1ヶ所でも多く行かれて、そこにいる方たちのお名前、その人たちからの伝言などをもっともっと流し続けてください。

ネット上の避難者情報サイトのような役割をTVである付加価値をつけて報道してください。ぜひお願いします。

まず、安否。

安否情報を欲しがっている人たちが被災地ではもちろんでしょうが、それ以外の人たちも切実に知りたがっています。本当にたくさんいます。

ほんの一部で構いません。各社分担してやっていただければかなりカバーできるような気もします。ぜひお願いします。

「避難所では物資が圧倒的に足りませんっ!・・」
とレポーターの方が言われて画面が終わっても、今の段階の私たちには行く術も、送る術も、助ける術も、何もありません。

ただ空しく感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

仕事で行かれているとはいえ、ご苦労は並大抵でないことも承知しています。

けれど、です。

行かれる(行ける)のであれば、ほんの一部の方たちだけ、いや一人の方だけでもけっこうです。物資や安心感をひとつでも届けてあげてください。

切羽詰った彼女の声が忘れられません。
何もしてあげられない自分たちの無力さを痛感しています。

いろいろなご意見、見方もおありでしょうが、かなりの数に上るであろう被災地に関わりのある人間たちの”生の声”のひとつとして収めてください。

よろしくお願いします。

************


読んでいただきありがとうございました。

身内の切羽詰った声に少なからず動転してしまっている自分もいますが、とりあえず書き留めておこうと思います。

勝間和代さんが同じ感覚で発信されています。⇒こちら

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2011年3月14日(月) 23:30

震災お見舞い

信じられない現実が連日続いています。

今回の地震で犠牲になられた方に深い哀悼の気持ちをお届けするとともに、
被害に遭われている皆様に心からお見舞い申し上げます。

地震の日、僕は東京お台場のビッグサイトにいました。

大きく長い横揺れがかなり長時間続き、ほとんどの人が立っていられず、座り込んでしまうような状況でした。
展示場の大屋根がきしみ、一部メインビームの化粧カバーが落下するなど、小さな空間や、外部ではない建物の大空間ならではの恐怖を経験しました。

地震の規模からして、簡単に鉄道関係は復旧しないだろうなと思い、即刻まず東京駅まで歩くことにしました。



 

携帯電話はメール以外はまったく伝わらず、たくさんの方と同じように、歩きながらメールで地震や交通関係の情報を豊橋を介して得ていました。

一種の帰宅難民を経験しての教訓です。

*できる限り早めの段階での最低限の食料、飲み物の確保。
*情報を得るための道具の携帯。(ラジオなど)
*携帯電話充電器の携帯。
*長時間になりそうな場合はトイレ場所の調査。

なんでもないことですが、結構大切。

3時間弱で東京駅に到着した時には、構内は人で埋め尽くされていて、一部しか営業していない食事ができる店には果てしなく続く行列、KIOSK,コンビニには商品はほとんどなく、デパートも繰り上げ閉店、という状況でした。

その後本当にタイミング良く、関東圏内で唯一動き始めた地震後始発の新幹線こだまに乗車できました。

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2011年2月16日(水) 14:25

ブラHOM 2011vol.1

先日関東地方が大雪に見舞われた頃、2日間東京”ブラHOM"してきました。

仕事に活かせる情報を得るため、モチベーションを保つための刺激をもらいに、はたまたアンチエイジングのためのアタマとカラダの運動 ・・・・   etc.etcと、たくさんの言い訳を豊橋に置いて、いつもながらのリフレッシュ放浪です。

まず目に入ってきたのが、東京駅赤レンガ駅舎復元工事現場。

今回復元される両端部のドーム屋根の足場が外れ見ることができました。
 
東京大空襲の修復で、GHQの監視下、とりあえず5年もてばいいと適当(!)なかたち、材料で屋根を造ってしまってから結局60年以上経過し、幾度にもわたる取り壊し再開発検討の嵐も何とかかいくぐり、最終的に1988年、創建当時の赤レンガ駅舎の復元形態保全にいきついた経緯があります。

その復元工事もいよいよ大詰め。来年(2012)春完成です。


その後以前から狙っていた展示会3連発。




1980年代、「浮遊感」というキーワードでインテリアデザイン界を席捲した倉俣氏。
僕もその感性、デザインに対する立ち位置など、かなりの影響を受けていたんだということを、実際の作品を目の当りにして再認識できました。
「ミス・ブランチ」本当に綺麗です。



先日HOMブログでご紹介した 「孤高の建築家」と呼ばれる白井晟一氏の展示会へ。
超精密・繊細そして緊張感溢れる図面には完全に打ちのめされました。





最後は”住宅の神様”建築家吉村順三氏のご自宅に併設されているギャラリーの企画展に。
今現在「カッコイイ住宅」の原型が50年前(!)の吉村氏の住宅にありました。
間や寸法のとり方のバランス感覚の素晴しさには、これまた脱帽です。


 
良いものを見続けて一種陶酔状態になりながら向かったのが、
「ニーケーゴーヨンマル アキオカ アルチザン」
舌を噛みそうなネーミングですが、
JR秋葉原〜御徒町の線路高架下を”ものづくり”をテーマにしたギャラリー、工房、カフェなどのショップで再生したプロジェクトです。
コンセプトと立地の発想は凄いし、雰囲気もGOODです。



たった2日でここまで楽しめるTOKYOという街はやはり普通ではないですね。

人が集まり、賑わいが生まれることで発生する実に多様で雑多な需要と供給。
それぞれがキチンと成立してしまう街。

暮らしている方たちにとってはいろいろな弊害もあるのでしょうが、たまーに行く僕にとってはやはり、何とも刺激的な楽しい街です。

PS;最後の最後真っ暗になってから、通算3回目の東京スカイツリーへ行きました。
前回494mだったのが、今回はもう574m!!

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2011年2月7日(月) 12:09

OPENHOUSE御礼

ぐっと春めいてきた2月、新居町現場OPENHOUSE&SHOPを開催しました。

 

来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。

          
 

いただくたくさんの言葉の数々が僕のエネルギー源です。
設計と言う職を選んで「あー良かったー」って思う数少ないハレの日です。

このイベントが終わると、いつも感じる感覚ですが、手塩にかけて育ててきた娘を嫁に出す父親の気持ちになります。(僕に娘はいないので、たぶんこんな感じなんだろうなぁ、っていうぐらいですが。)

ふつつかな娘ですが、キチンと育ててきたつもりです。少々やんちゃなところもあるかとは思いますが、どうぞ温かい眼で見てやってください・・・
娘には・・・いいか、迷惑かけるんじゃないぞ、どこにだしても恥ずかしくないように育ててきたつもりだから、自信持って生きていけ。たまに遊びに来るから・・・みたいな

晴れやかな気持ちと寂しさが織り交ざった不思議な感覚。

けれどこの節目をくぐることでいつも、次へ!っていう気持ちになれています。

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2011年1月31日(月) 22:11

OPENHOUSE&SHOP直前!

新居町現場はOPENHOUSE&SHOPに向け、最終仕上げです。

今日は駐車場の舗装工事と植栽工事。

 

緑が入ると建物は一気に元気が出ます。

あと一息。

OPENHOUSE見学ご希望の方は、下記フォームより、必要事項およびお問い合わせ内容に「見学希望」とご記入いただきご返送ください。
折り返し場所、日時など詳細をお送りします。よろしくお願いします。


        こちら 
        ↓
http://www.hom-atelier.com/postmail2/

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