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2010年8月9日(月) 20:03

夏!現場<新居町現場vol.2>

半端ない酷暑の2010年夏真っ最中、現場が進んでいます。

現場の方たちには、過酷な条件の中の作業、本当に頭が下ります。

ありがとうございますm(__)m

体調に気をつけて、これからもよろしくお願いします。

現在は基礎が出来上がり、お盆明けの建前を待つばかり。

約300坪の敷地に建つ、時計・宝石・眼鏡のお店とそのオーナーの住宅。
別棟で同時進行です。

やっと模型が完成です。こんな感じ。

 



 両棟ともゆったりとした平屋です。

基礎完成までの写真をダイジェスト版で。



 
 

建物を支える”基(もと)”になる”礎(いしずえ)”、だからこそ気は抜けません。(現場中抜けることはないんですが、隠れてしまうところだけに、より、です。)

この段階、ひとつひとつの工程を順番通り、積み重ねるように作り上げていく大切さをいつも現場で感じます。
単純なことですが、不動の順序の基本のきちんとした作業の繰り返し。
文字通り”建設的に”行くことで、どんどんパワーアップです。

written by hom [現場] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2010年7月16日(金) 21:06

そこまで・・・

2011年3月に東北新幹線の東京〜新青森、九州新幹線の新大阪〜鹿児島中央の直通営業運転が始まります。両新幹線ともデザイン的にもかなり洗練されていて注目です。
列車名は東北が「はやぶさ」、九州は「さくら」。
http://www.jreast.co.jp/e5/m/top.html
http://www.jrkyushu.co.jp/shinkansen-name/index_pc.html

隠れ(!?)乗り鉄鉄道ファンの僕にとっては心躍るニュースです。

数年前、東海道新幹線車両を豊川の日本車両工場から浜松の新幹線基地まで陸送する現場を見に行ったことがあります。最近日本通運のCMでも流れていますが、その最大のクライマックスというか難所が、豊橋市内の守下交差点の左折です。



左折時のあまりに大きな内輪差を解消するために、リモコン操作で自在に動く台車付のトレーラー架台や、それに関わる人員の多さ、連携など運搬技術上の面白さもさることながら、何よりもあの新幹線が道路上にある、という違和感と、その大きさの存在感に圧倒されっぱなしでした

決して狭い交差点じゃないんです。けれどあの大きさには勝てない・・・・。

別に勝負事ではないんですが、無事左折クリアーした時には深夜にもかかわらずたくさん来ていた観衆から自然と歓声と拍手が沸きあがっていました。

そんな興味からネットを見ていて見つけたのがこの写真。



鹿児島新幹線車両の搬送風景です。

顔はカワイイのに、やたらとデカイ・・・

そもそも何でこんな狭いところを・・・、何もそこまで・・って思いませんか?

written by hom [放浪] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2010年7月1日(木) 21:25

情報

日本のワールドカップは終わってしまいました。

結果としては心残りな部分はあるけれど、日本サッカーの新しい夜明け、ですよね。
個人的には、あのメンバー、あの勢いでスペインとのガチンコの真剣勝負を見たかったなぁ、というのが本音です。あと、俊輔、大丈夫かなぁ?・・ということも。

岡田監督が名将(と突然言われるようになった!?)と言われる理由のひとつに、彼の緻密な情報収集と分析能力が上げられるそうです。

ワールドカップは国の威信をかけた戦いという側面もありますから、そういう水面下での動きもかなり激しいものになっているようですね

今日はその「情報」のお話。

現代社会は情報が氾濫している、と言われて久しいですが、確かに選択できるメディアは数限りなくあり、それぞれの情報量も恐ろしくなるほどたくさんあります。
その中から、本当に自分が必要としているモノ、プラスになるモノを取捨選択するのは至難の業です。

僕はいろいろな情報を見たり、集めたりするのは決してきらいではないので、手前味噌ながら引出しは多いほうだと思っています。
けれど弱点は、選別処理分析能力に欠けるため、その情報をどの引出しに仕舞ったのかを忘れてしまうこと・・・
ですから岡田監督のようにその能力に長けた方は文句なしにリスペクトです。

それにしてもこの「情報」という漢字、面白いと思いませんか?

何となく暖かい感じの<情け>に、何となく冷たい感じの<報>。

語源としては諸説あるようですが、明治時代に文豪森鴎外氏が和訳したという説があります。

何故<情け>なのか?

人は何かを知りたい時、ただ<報>が欲しいわけではなく、その時の状況に応じて、興味・感性なんかを加味して入ってくる<報>を自然と選別しているんですね。

その興味・感性などが<情>。

サッカーで言うと、相手チームを知りたい時、FIFAランキングが何位だとか、攻撃的なのか、守備的なのか、などが<報>。
個々の選手のクセ、ムラなどを見極め、どう対応するか、と考えながら見ることが<情>。

サッカーだとちょっとわかりづらいですね

温泉にします

温泉がある、という物理的地理的なことが<報>。
その温泉にどんな効能があるのか?露天風呂はあるのか?食事は美味しいか?女将さんはキレイか?etc.etc.自分の興味・感性で取捨選択することが<情>。と言うわけです。

なるほどー!さすが文豪って思いませんか?

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2010年6月7日(月) 10:26

お気に入り

突然ですが、パスタが好きです。

たまにしか行けないんですが、お気に入りのお店があります。



昨日も行ってきました。

相変わらず、美味しい!

オーナーご夫婦の明るさと細やかな気配りがスタッフさんたちにも浸透していて、
気持ちも居心地も良いお店です。

いつもお腹の満足だけでなく、心の満足までもらって帰ってきます。

おススメです

written by hom [日常] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2010年6月1日(火) 21:13

むす!?

いよいよサッカーワールドカップ開幕間近です。

韓国戦は散々だったけれどイングランド戦で、けっこういけるかも・・・
なんて期待を抱かせてくれた岡田JAPANです。

結果はどーあれ日本国民として応援しましょう!

という訳で、国際Aマッチゲームなどではお決まりの両国国歌演奏。
試合前のモチベーションを上げるには少々モノ足らない(!?)旋律の君が代ですが、何故か心をひとつにさせてくれる感じにはなりますよね。

今日はその歌詞のお話。

TVのクイズ番組で、息子、娘の語源は?というQuestionがあり、その答えから君が代にたどり着いたんです。

むすこ、むすめの”むす”とは、生(む)す、と書き、”生まれること、生(は)えること。生まれてきたこどもだから、むすこ。男と女の区別をつけるために後でできた、むすめ。   なんですって。

へぇーーーーー、ですよね。

そこで気がついたのが君が代の歌詞の中「こ〜け〜の〜む〜ぅす〜ぅま〜あ〜ぁ〜で〜」。
蒸す、じゃなくて、生す、ですよ・・・・知らなかったのは僕だけでしょうか?

ちなみに君が代全体の意味は、ネットに載っていた中で一番わかりやすかったものを拝借。

君が代⇒君の代⇒天皇主権の世の中は
千代に八千代に⇒千年つまり半永久的に
細(さざれ)石の巌(いわお)となりて⇒小石が大きな岩となって
苔の生すまで⇒さらにその岩から苔が生えるまで
         勉強になります。


1月に見に行った名波引退試合での国歌斉唱はミスチルの桜井さんでした。
声が良く通って素晴らしかったです。

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2010年5月28日(金) 22:18

地鎮祭<新居町現場vol.1>

日本らしからぬサラリとした乾いた空気感と、キラリンとした陽射しの中で、新しい物件の地鎮祭が執り行われました。



今日の式は仏式でしたので、僕にとってもはじめての経験でした。
神式の祝詞ではなく、般若心経を唱えていただきました。

けれどやはり変わらず身の引き締まる想いです。

時計・宝石・メガネを扱われる鉄骨平屋建てのお店と、別棟でこれまた平屋のご自宅、こちらは木造在来工法です。

お店は、上品に落ち着いたオトナの雰囲気を、ご自宅は、たくさんの人が集まってもゆとりのある間取りと動線を確保した、こちらも落ち着きと安心をキーワードに創り上げていこうと思っています。

  

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2010年5月22日(土) 15:16

希望学

希望学、という学問があります。

希望を個人の心の問題とするだけではなく、その個人を取り巻く環境(家族関係、友人・恋愛関係、社会状況etc.)を含めて社会の中に具現化した”希望”に着目し、各種調査で収集した数値化したデータ、個人の言葉、意識などを分析、解析し、客観的な事実から希望というものを科学する−−−んだそうです!?
東京大学社会科学研究所助教授 玄田有史氏を中心に進められているプロジェクトです。

「希望学」−−その前向きな響きに興味をそそられ、にわか勉強をしてみました。

希望を社会環境から考える、という大きな枠からとらえながらも、細かい個人の人間くさい営みにまで入り込んで調査し、けれどもあくまで個人には流されないように、社会全体としてとらえる−−どこが着地点になるのか悩ましいクールで難しい学問ですが、切り口は面白いと感じました。

昨年僕のこのブログでもご紹介した「感性工学」もそうでしたが、社会構造の複雑化、価値観の多様化といわれて久しい現代、一筋縄では生き抜いていけない今の社会を何とかしよう、と生み出された必然性を感じる学問ですよね。
http://www.hom-atelier.com/blog/ms.cgi?t=sketch&blogid=&ShowDiary_file=/Think/1235048317←感性工学ブログ

その玄田先生のお話の中で面白いものをひとつご紹介。

新社会人たちに訓示を話す上司の言葉。
普通は、
「君たちはもう学生じゃないんだから甘えるな。これからさまざまな困難や試練の大きな壁にぶち当たると思うが、頑張って乗り越えなさい。」
ですよね。−−−でもコレじゃ重い。希望なんてあったもんじゃない。

けれどこう言ってあげると、
「社会に出るといろいろな壁にぶつかる。けれど大きな壁はたいがい乗り越えられない、社会はそんな甘くない。
大事なことはひとつ。壁にぶつかったら壁の前でウロウロすること。」
−−−?−−−?−−−?
「なぜウロウロすることが大事なのか?
ウロウロしていると偶然に穴を見つけるかもしれない。その穴をほじくっているとポコンと大きな穴が開くかもしれない。その穴も開かずもうダメだと思っていたら最後の最後の日に壁が勝手に崩れたりする。」
−−−!−−−!−−−!
「もうダメだーー、と逃げ出していたら崩れたことも知らずにいる。とにかくちゃんとウロウロすること。わからないということにジタバタできることが大切。」
−−−−−確かに”希望”が息づいていますよね。

他にもそそられるお話たくさんあります。
希望学H.P.
http://project.iss.u-tokyo.ac.jp/hope/outline.html
書籍;中公新書ラクレ 希望学 玄田有史

希望の光?

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2010年4月25日(日) 18:14

 ちょっとウレシイ日

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2010年4月9日(金) 22:06

今年も。

毎年忘れずに楽しませてくれます。





 今年も見れた御衣黄桜。
http://www.hom-atelier.com/blog/ms.cgi?t=sketch&blogid=&ShowDiary_file=/Day/1239627362 ←去年のブログ

春、ですね。

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2010年4月8日(木) 21:24

ひかりと風、あふれる家 PartU

S邸ご紹介続きです。

今回も同じようにいただいたメール(GREEN文字です)をちょっと拝借

ただただ、気持ちのいい空間に囲まれて素敵だな。という気持ちに包まれました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

玄関から入った時の気持ちよさから、素材の面白さもスミからスミまで堪能しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

入ったときの直感的としても、全てを見せて頂いた後からも、素材、収め方、建具、天井高、色…、様々な要素が上手に重なっており、「広がり」のある家だと感じました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

すべての仕上げやつくりにHOMさんのこだわりと思い入れを感じました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

皆さん何となく気持ちがイイ、と感じていただいたようで、嬉しいコメントです。
そのあたりの素材、ひかり、広がり、みたいなもののご紹介。

 アプローチ 普通の大きな砂利と植栽。シンプルで綺麗です。

 
玄関・階段ホール 文字通り、ひかりと風が通り抜けるインパクトのある空間です。
 硝子に貼ってあるフィルムのプリズム効果でこんな感じ。

    陽のひかり、たっぷりです。

 
厚さ6cm杉の1枚板、うづくり仕上げです。床と壁一部は天然コルク。

 
自然素材と手作りの風合い。

各種素材のマッチング
 


他にもいただいた何とも嬉しいコメントも最後に

・・・・・・・・・・・・・・・・

当たり前のことなのでしょうが、施主との対話がキッチリされているからこそできた空間構成なんだろうとも感じました。

・・・・・・・・・・・・・・・

やはり建築士さんが、こだわりをもって創る作品はすばらしいと思いました。

感想メールを送っていただいた皆さん、改めてありがとうございました

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