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2008年9月29日(月) 23:22

時代

昨年まで僕の事務所のスタッフだった女性の結婚式に出席してきました。

暖かい雰囲気のいい式でした。
娘を嫁に出す気持ち(そのままか!?)で、僕も少しシンミリでした。

自分たちの結婚式はもう25年(!)も前のことになるのですが、その頃の結婚式と比べると、時代というか、文化というか、そういうものの変化が顕著に感じられますね。
建物の雰囲気(ウェディングパークと呼ばれる式場)も、演出も、昔のように”いかにも”ではなく、サラリとお洒落です。

家(親)同士のこれからのお付き合いを重んじたお披露目の会、ではなく、あくまで本人たちがお世話になった方たちに集まってもらい、一緒に楽しもう、という感じ。

何よりも時代を感じるのは、新郎新婦はじめ、その友人たちなど、その世代の方たち。
体型はもちろん、そのいでたちや振る舞いまで何か違うんです。カッコイイんですね。

25年(四半世紀!)も経つと、物質面(文化)も、精神面(価値観)も、人間そのものの雰囲気もこれほど変わるんだなぁという感覚を自分の身を持って体感できた感慨深い1日でした

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2008年9月6日(土) 22:56

ココラフロント

豊橋駅前のココラフロントが9月3日にグランドオープンです。

昨年末から,一部ですが、仕事として関わらせていただくことができました。

豊橋ではなかなか経験のできない規模の建築の施工途中からを見ることができ、そして日本の第一線で活躍されている設計者、施工者の方たちの仕事を垣間見ることもできました。

僕にとって楽しみながらも、なおかつ、とてもプラスになる仕事でした。

豊橋の街は多分変わります。

ココラフロント単体で見るのではなく、今まで豊橋になかった形態のこの建物ができたことでの周辺への影響は大きいと思います。それは商売をされる方たちのチャンスが広がるだけではなく、豊橋の消費者にとっても、今までなかった都心を回遊できる楽しみが少し(?)増えましたよね。
少なくとも僕の眼には以前と比べ間違いなく”賑わい”が出てきているように思います。

ココラフロント、ココニコ、etc.を起爆剤として、そうしたイイ方向の相乗効果を期待してます

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2008年8月30日(土) 22:55

20世紀少年

映画20世紀少年を観てきました。

原作を忠実に再現する、というコンセプトで撮られた映画だそうです。

昭和40年代と現在と未来、そこに大阪万博、カルト教団、ロボットなどが
複雑に絡み合ったストーリーと、個性的な登場人物たちをどんなふうに観せてくれるのか?−−−これもまたモノ作りの観点からとても楽しみにしていた映画でした。

ナディアパークまで行ってきました

お見事でした。

原作をこよなく愛する僕にとっては満点でした。

キャスティングも、画面に現れる背景設定の臨場感も、画面のアングルも。
ストーリーはある程度わかっていたので、今回は完全に作り手側の立場で楽しむことができました。

まだご覧になっていない方はぜひ、原作を読んでから行かれることをおススメします

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2008年8月29日(金) 23:22

魔法のコトバ

先日豊橋で開催された五日市剛氏の講演会に行ってきました。

豊橋技科大出身!マサチューセッツ工科大留学!工学博士!
魔法のコトバ!・・・・へっ??
その経歴と講演会の題目とのギャップに興味を惹かれ拝聴してきました。

いやぁ、面白かった

変な(とってもイイ意味で)オヤジです!

まず話術。3時間、まったく飽きさせることのない間(ま)、抑揚、メリハリ、何よりも五日市氏が楽しみながら講演されている感じが伝わってきて、自然と引き込まれてしまいます。
もちろん、その内容も素晴しいものでした。

いくつかの心に残ったフレーズ、キーワードを書き並べてみます。

イスラエル
ユダヤ人のおばあさん
ありがとうございます!
感謝します!
言葉の力
感謝力
ツキを呼ぶ
人は自分の喋った言葉に出会う
想い・言葉・行動      etc.etc.

興味をもたれた方はご自身で五日市氏の著書でご確認を。
僕のオススメは  五日市剛・矢山利彦の運命が変わる
                          未来を変える
                検証ツキを呼ぶ魔法の言葉   ビジネス社 です。

中年、といわれる年齢になってから久しいのですが、それなりの齢を重ねてきたな、と自覚するようになってからの自分が,普段からおぼろげながらに感じていた「大切なもの」を改めて呼び起こしてスイッチを入れてもらえ、なおかつ、ハッキリとしたガイドをつけてもらえたような講演会でした。

この場をお借りして・・・

五日市さん、ありがとうございます!感謝します!

PS:当日会場のスタッフの方たちもとても感じのいい方たちばかりでした。
  その方たちにも・・・ありがとうございます!感謝します!

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2008年8月8日(金) 22:45

ピエタ



突然ですが、ミケランジェロの”ピエタ”です。

ローマのバチカンにあるサンピエトロ寺院にあります。

10年ほど前に行った時に撮った写真です。
事務所の机の引き出しを整理していて、久しぶりに眼にして、当時ホンモノを眼前にした時の感覚がフラッシュバックのように蘇ってきました。

”息を呑む”、”鳥肌が立つ”、得も言われぬ”、眼が釘付けになる”、”明鏡止水”etc.etc.
いろいろな慣用句や四字熟語を持ってしても言い表すことのできない心の動きがあったことを覚えています。

彫刻そのものに引き込まれる、というか、あ、ダメだ動けない、みたいな、それまでに経験したことのない感覚がありました。

ピエタ、とは聖母子像を題材にした絵画彫刻の総称(イタリア語)で、ラテン語の悲哀、憐憫、敬虔、を語源とする言葉だそうです。
まさにそうした意味が余すことなく伝わってきましたし、造形的にも完璧です。
それに加え、この作品ミケランジェロ23才(!!)の時の作品だそうです

置いてある場所の荘厳さ、そしてその歴史の重さ、作品自体の500年の時を経た風格、などから、とても太刀打ちできないオーラがそこにはありました。

多分その時、動けなくなった僕の中では、ミケランジェロと同じモノづくりの端くれの人間として、恐れ多くも彼の力量と比較して、それこそ徹底的に打ちのめされていたんだと思います。

僕は純粋に芸術作品を作っているわけではありませんが、少なくとも僕を選んでいただいたお施主さんに対しては、見た目楽しく、動きやすく、だけではなく、形にはならない精神性(心をこめて、と言いますが)を持って仕事をしています。それがお施主さんに伝わるかどうかは、やはり自分の心構え次第ですけれどね。

再度恥ずかしながら・・・目指せ!ミケランジェロ、です

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2008年7月10日(木) 23:45

両さん

東京葛飾亀有で不動産業をやっている友人の紹介で美容室の図面を描かせていただきました。
 有名ですよね。駅のまん前にあります。

亀有は駅前商店街にも活気があって、こじんまりして住みやすそうな街、という印象です。そんな街に小さな美容室がOPENしました。

美容室Bise(ビズ)<亀有3-2-5ラ・プリエ101>です。お近くの方はぜひどーぞ

シンプルな温か味のある空間に仕上がっています。


ところ変われば・・・ではないですが、びっくりしたことがありました

美容室は美容師法にに基づき、各地域の条例により、お店の構造基準というものが定められているのですが、その中に、面積によって美容椅子(カットする椅子)の台数が決められています。愛知県の場合は13u(約4坪)の場合は美容椅子2台、1台増えるごとに+3u必要です。
で、今回東京の場合、13uと1台増えるごと+3uは同じなんですが、基準となる13uでの椅子の台数がなんと!6台!
このことの何がびっくりなのか?はこのBiseさんの図面を見ると良くわかります。
Biseさんはトイレと待合スペースを除くと、基準ピッタリの13u。このお店の美容椅子は見ていただいてわかるように2台です。でも基準ではまだあと4台置いてOKなんです!
えっ!?どこに?!置いたら人歩けないし!?ですよね

さすが地価賃料の高い東京を実感しました。

ちなみに東京葛飾近辺で不動産物件をお探しの折は下記へどーぞ

■有限会社 共栄建装  ライズ・コーポレーション■
          
・不動産事業部・125-0061 東京都葛飾区亀有3-18-6  TEL:03-5650-5309
・ 建築事業部 ・341-0044 埼玉県三郷市戸ヶ崎3-32-4 TEL:048-940-2537
http://www.rise-corporation.co.jp
info@rise-corporation.co.jp

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2008年6月28日(土) 22:45

AED

息子が通っている中学校のPTAの主催で開催された「AEDの使い方」講習会に参加してきました。
最近街の中で見かけることの多くなってきたAED(自動体外除細動器)。
その名前も存在も知っている、そしてそれは救命に対しての有効性があるからこそ設置が進んでいるんだろう、ぐらいの認識はある。なのに自分はそういう場面に遭遇しない、したくない、コワイ!、だから知らなくていいや、というまったくもって自己中心的な考えで、自分から知ろうともしないで逃げていた、というのが正直なところ・・・・・反省です。

勇気を持って・・・講師のこの言葉から講習の始まりです(見透かされてますね

人工呼吸、心肺蘇生(心臓マッサージ)、AEDなどの救急処置というのは
”自分が助けることができるか?”ではなく、あくまで救急車が到着するまで(全国平均6分)の”応急処置”ととらえてくれ、ということでした。(この6分が生死を大きく分けることにもなるようですが)

そうか、それなら・・・なんて少々不謹慎にも楽な気持ちで次の段階へ。

1.意識の確認⇒2.周囲に助けを呼ぶ⇒3.気道確保、呼吸確認⇒4.人工呼吸⇒5.心臓マッサージ⇒6.AED装着⇒7.心臓マッサージ

の流れを人形相手ですが何度も実際に、声を出し、体を動かして人前で繰り返します・・・なんとなく恥ずかしい・・・けれど内心は結構いっぱいいっぱいの状態です。参加された方たち皆さん表情はテレながら眼だけは真剣です。(たぶん自分も)

2時間ほどの講習でしたが、経験してみて・・・

AEDの操作自体は音声ガイドも流れることもあって難しいものではありません。
人工呼吸も心臓マッサージもポイントさえ知っておけばできる、と思います。

あとは現実そうした場面に遭遇した時の自分の精神状態の問題だと思いました。
そういう意味で自分の中の危機管理のモチベーションスイッチをONできたことは、とても有効な時間になりました。

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2008年6月11日(水) 23:22

賑わい

最近仕事の関係で豊橋駅前に行くことが多くなっています。

地方都市の中心市街地の落ち込みが激しいといわれる中、わが豊橋都心は少し元気が出てきそうかな?という感じです。

豊橋では珍しく!?建設ラッシュです。

西武百貨店跡地に建設中の複合ビル

1階には全国的には遅ればせながらスタバもお目見えするそうです。
洗練された外観は豊橋の新しい顔になり得ますよね


豊橋鉄道渥美線の豊橋駅乗入れと商業施設ビル

人の流れが大きく変わります。商業施設ができて、ペデストリアンデッキがつながれば楽しそうです。

市民病院跡地のこども未来館ココニコ

敷地内に植えられたワイルドフラワー。コレでもか!っていう感じに咲く姿は元気をもらえそうです。

やはり街なかは賑わいが必要ですね。もちろんその賑わいを生み出す魅力も。

人は基本的に寂しがりやなので、賑わい=人の集まるところ、を求めているんだそうです。
確かに閑散としている銀座や原宿にはあまり魅力を感じませんものね。

豊橋駅前はこれからが楽しみです

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2008年6月8日(日) 22:44

体感

5月下旬に今年3回目の大阪に行って来ました。

1回目は正月に次男坊とふたりで。
8月に封切りとなる浦澤直樹氏原作の「20世紀少年」の中でストーリーのキーワードになっている大阪万博の跡地へ。


父親は38年前の感動感激を想い出し改めて感動し、息子はコミックの中で何度も見た、
”ともだち”が”反陽子爆弾”を隠した場所のホンモノ!?を見ることができて感動していました。

岡本太郎作「太陽の塔」は40年近くの歳月を経てもなお、充分な存在感を放ちながら佇んでいました。

さすが、です。
創った人も、造った人たちも、残した人たちにも、拍手、です。

2回目は仕事がらみで。

帰りに少しだけ安藤忠雄氏設計のサントリー美術館に寄る事ができました。
デザインもハードも経年による衰えはまったく感じさせず、これもまた、さすがです。

3回目も仕事がらみで。

ここ数ヶ月お手伝いさせていただいている空中庭園に置くガーデンファニチャーをショールームで実物確認するために。
カタログの写真だけでは質感も素材感もわからなかったため、ま、新幹線にも乗れるしいいかってことで行って来ました。
実物を見てコレなら充分お客さんにご提案できる、と確信できたことと、久しぶりに大阪の街をぶらつけたことで大満足な1日でした。

特に、図らずもこれで見納め、というモノが2つ見れたことが、僕にとってはウレシイことでした。

ひとつは有名なコレ。


もうひとつは、阪神タイガースが優勝した時に皆が飛び込む橋(戎<えびす>橋)のたもとに建つ、キリンプラザ大阪。

20年前竣工時に見に来た時に受けた強烈なインパクトは忘れられませんし、その時間を経てもなお、同じ存在感がありました。

もうすぐ解体されるそうです
日本の建築の一時代を作った建物だけに残念です。

机の前で得られる情報だけで満足しないで、自分の脚で、眼で、そこの空気感の中で体感することの大切さを改めて感じた、大阪での数日でした。

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2008年5月25日(日) 22:30

リニューアルオープン

新築の床屋さんの店舗内装設計をさせていただきました。
面積的にコンパクトなお店であるため、機能面を集約させた複合家具が計画の中心となります。
作業場と待合スペースを分ける間仕切りの役目を果たしながら、作業場からは道具・材料入れ、小物引出し、小型消毒器、タオルスチーマー、タオルダスター、ゴミ箱、流し。待合側からは週刊誌、新聞、コミック類をその大きさごとに分けられる本棚、店販棚、小物の飾り棚、TV。と機能満載です。

それらをいかに使いやすく、なおかつスマートにすっきりと見せられるか、がHOMの腕の見せ所です。




おかげさまで,お客様からはゼブラウッドの柄も含めてご好評いただいています

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