<< 前のページ | 次のページ >>

2011年3月28日(月) 20:27

今日はかなり春っぽかったですね。

今年ほど日本中が、早く春よ来い、って感じている年はないでしょうね。

仕事をしてても、建材が入らない、予定が立たない、など一部かもしれませんが業界内でマヒ状態が始まっています。

被災地では、ガンバレ!ではなく、大丈夫!と声掛けする方がベターだという記事が今日の新聞に載っていました。

今の日本全体に当てはまりますよね。

あったかい春との相乗効果に期待して・・・・・大丈夫!!

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

2011年3月25日(金) 23:48

震災現場その後

震災から2週間が経ちました。

先回ブログでお話した彼女以外の身内と、今日始めて携帯電話で話すことができました。
やっと、です。

幸いにも流されずに残った大槌町吉里吉里の自宅に2家族で避難生活をしている、ということです。

今日(3/25)の段階で未だ電気、ガス、水道は復旧せず、おまけに多数の方たちが集まる避難所ではないため、支援物資は手に入れることができないようです・・・2週間も経った今も、です。

けれど岩手県内陸の比較的近い親戚たちのおかげで、水、食料などは直接届けてもらえ、何とか急場は凌げているから安心して、と大変な状況の中、こちらに気遣いまでしてくれました。

そんな厳しい中、とりわけキツイのが、未だひとり行方不明だということです。
緊急会議中津波の被害に遭った大槌町役場に勤務していました。

*************

震災報道は、避難所の物資も届き始め、被災者の方たちも復興への道のりを歩き始めました、という観点に移り始めましたが、現場ではまだまだ被害の全容どころか、何も手をつけられず、2週間前そのまま、という場所がほとんどだそうです。

再度、TV報道は被災地以外の人向けではなく、被災地の人たちのためになる報道を心からお願いしたいと思います。

息の長い、継続的な支援が必要です。

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

2011年3月16日(水) 23:59

震災報道雑感

被災地のど真ん中に僕のいとこたち家族がいます。

震災TV報道を見ていて、どうにも歯がゆく感じてしまいます。
このブログにこの文章を載せたところでどうにもならないことは承知していますが、よろしければ読んでください。

***********

報道関係者の皆様へ
連日たくさんの報道をありがとうございます。

私は愛知県の人間なのですが、被災地の岩手県大槌町に親戚がいる者です。

ネット、伝言ダイヤルなどを駆使して今日(3/16)までに何とか得られた情報によると、とりあえず皆(14人)全員無事であるらしい、というところまできています。

けれど、大槌町吉里吉里の幸いにも津波の被害を受けなかった親戚の家に身を寄せているらしいひとり(女)しか生きている確証が得られていません。
こども二人も一緒にいるらしいのですが、こちらで確認できるネット上の安否情報によれば生きているらしい彼女の夫とは未だ連絡がとれていないようです。

今日その彼女から本当に短い、けれど本当に切羽詰った声で電話がありました。
『食料・・食べ物を送って!・・・お願い、お願い、お願いします!』と。

他の事は話すことはなく、ただそれだけ手短に話し電話は切れました。

どういう状況でどこからかけてきたのかは全くわかりません。
こちらで推察するに、
彼女らは避難所にいる訳ではないらしいので、配られる食料が回ってこないのか?
それとも大槌町は未だ孤立しているのか?
電話をかけてきたわけだから、それはないのかな?

いろいろ考えるのですが、もちろん答えは出ません。

津波の威力を見せる映像から最近は避難所の現状を伝える映像にスライドはしていますが、報道関係者の皆様にぜひお願いしたいことがあります。

被災者の方たちに、
「今何が必要ですか?」
「何か足らないものはないですか?」
「寒くはないですか?」
などというインタビューはいりません。

瓦礫の山の街にでて、
「見てくださいっ!舟が屋根の上に乗っていますっ!!」
などという実況も一切いりません。

避難所などに1ヶ所でも多く行かれて、そこにいる方たちのお名前、その人たちからの伝言などをもっともっと流し続けてください。

ネット上の避難者情報サイトのような役割をTVである付加価値をつけて報道してください。ぜひお願いします。

まず、安否。

安否情報を欲しがっている人たちが被災地ではもちろんでしょうが、それ以外の人たちも切実に知りたがっています。本当にたくさんいます。

ほんの一部で構いません。各社分担してやっていただければかなりカバーできるような気もします。ぜひお願いします。

「避難所では物資が圧倒的に足りませんっ!・・」
とレポーターの方が言われて画面が終わっても、今の段階の私たちには行く術も、送る術も、助ける術も、何もありません。

ただ空しく感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

仕事で行かれているとはいえ、ご苦労は並大抵でないことも承知しています。

けれど、です。

行かれる(行ける)のであれば、ほんの一部の方たちだけ、いや一人の方だけでもけっこうです。物資や安心感をひとつでも届けてあげてください。

切羽詰った彼女の声が忘れられません。
何もしてあげられない自分たちの無力さを痛感しています。

いろいろなご意見、見方もおありでしょうが、かなりの数に上るであろう被災地に関わりのある人間たちの”生の声”のひとつとして収めてください。

よろしくお願いします。

************


読んでいただきありがとうございました。

身内の切羽詰った声に少なからず動転してしまっている自分もいますが、とりあえず書き留めておこうと思います。

勝間和代さんが同じ感覚で発信されています。⇒こちら

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

2011年3月14日(月) 23:30

震災お見舞い

信じられない現実が連日続いています。

今回の地震で犠牲になられた方に深い哀悼の気持ちをお届けするとともに、
被害に遭われている皆様に心からお見舞い申し上げます。

地震の日、僕は東京お台場のビッグサイトにいました。

大きく長い横揺れがかなり長時間続き、ほとんどの人が立っていられず、座り込んでしまうような状況でした。
展示場の大屋根がきしみ、一部メインビームの化粧カバーが落下するなど、小さな空間や、外部ではない建物の大空間ならではの恐怖を経験しました。

地震の規模からして、簡単に鉄道関係は復旧しないだろうなと思い、即刻まず東京駅まで歩くことにしました。



 

携帯電話はメール以外はまったく伝わらず、たくさんの方と同じように、歩きながらメールで地震や交通関係の情報を豊橋を介して得ていました。

一種の帰宅難民を経験しての教訓です。

*できる限り早めの段階での最低限の食料、飲み物の確保。
*情報を得るための道具の携帯。(ラジオなど)
*携帯電話充電器の携帯。
*長時間になりそうな場合はトイレ場所の調査。

なんでもないことですが、結構大切。

3時間弱で東京駅に到着した時には、構内は人で埋め尽くされていて、一部しか営業していない食事ができる店には果てしなく続く行列、KIOSK,コンビニには商品はほとんどなく、デパートも繰り上げ閉店、という状況でした。

その後本当にタイミング良く、関東圏内で唯一動き始めた地震後始発の新幹線こだまに乗車できました。

written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

2010年11月13日(土) 17:12

芸術の秋

秋真盛り、芸術の秋です。

よく、「センスがないから芸術のことはよくわからない・・・」といったニュアンスのことを言われる方がいますが、難しいことは抜きで、人がつくったものだけではなく、自然界まで含めて、
綺麗なモノ、美しいモノ、楽しいモノ、に接することで心が洗われ、潤うこと。
それがその人にとっての”芸術”なんだと思います。

ですから”芸術”は、千差万別、百花繚乱(!?)。

建築設計、デザインという仕事は、使用者の希望、立地上の規制などがあり、純粋に芸術作品をつくりあげる訳ではないのですが、ある側面からは芸術的な感覚を求められますし、盛り込みたいという願望もあります。

僕は心の”洗われ””潤い”フェチなので、普段の生活の中からも、綺麗なモノ、美しいモノ、楽しいモノを常に探し求めています。
そんな意識でいることで、自分の感性に少なからず磨きがかかり、仕事にも+αの効果は出ていると思います。

で、最近見つけた綺麗で、美しく、楽しいモノ。


written by hom [考・想・感] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

この記事へのトラックバックPingURL

<< 前のページ | 次のページ >>

MySketch 2.7.4 written by 夕雨