2008年08月の記事

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2008年8月30日(土) 22:55

20世紀少年

映画20世紀少年を観てきました。

原作を忠実に再現する、というコンセプトで撮られた映画だそうです。

昭和40年代と現在と未来、そこに大阪万博、カルト教団、ロボットなどが
複雑に絡み合ったストーリーと、個性的な登場人物たちをどんなふうに観せてくれるのか?−−−これもまたモノ作りの観点からとても楽しみにしていた映画でした。

ナディアパークまで行ってきました

お見事でした。

原作をこよなく愛する僕にとっては満点でした。

キャスティングも、画面に現れる背景設定の臨場感も、画面のアングルも。
ストーリーはある程度わかっていたので、今回は完全に作り手側の立場で楽しむことができました。

まだご覧になっていない方はぜひ、原作を読んでから行かれることをおススメします

written by hom [日常] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(0)] [TB(0)]

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2008年8月29日(金) 23:22

魔法のコトバ

先日豊橋で開催された五日市剛氏の講演会に行ってきました。

豊橋技科大出身!マサチューセッツ工科大留学!工学博士!
魔法のコトバ!・・・・へっ??
その経歴と講演会の題目とのギャップに興味を惹かれ拝聴してきました。

いやぁ、面白かった

変な(とってもイイ意味で)オヤジです!

まず話術。3時間、まったく飽きさせることのない間(ま)、抑揚、メリハリ、何よりも五日市氏が楽しみながら講演されている感じが伝わってきて、自然と引き込まれてしまいます。
もちろん、その内容も素晴しいものでした。

いくつかの心に残ったフレーズ、キーワードを書き並べてみます。

イスラエル
ユダヤ人のおばあさん
ありがとうございます!
感謝します!
言葉の力
感謝力
ツキを呼ぶ
人は自分の喋った言葉に出会う
想い・言葉・行動      etc.etc.

興味をもたれた方はご自身で五日市氏の著書でご確認を。
僕のオススメは  五日市剛・矢山利彦の運命が変わる
                          未来を変える
                検証ツキを呼ぶ魔法の言葉   ビジネス社 です。

中年、といわれる年齢になってから久しいのですが、それなりの齢を重ねてきたな、と自覚するようになってからの自分が,普段からおぼろげながらに感じていた「大切なもの」を改めて呼び起こしてスイッチを入れてもらえ、なおかつ、ハッキリとしたガイドをつけてもらえたような講演会でした。

この場をお借りして・・・

五日市さん、ありがとうございます!感謝します!

PS:当日会場のスタッフの方たちもとても感じのいい方たちばかりでした。
  その方たちにも・・・ありがとうございます!感謝します!

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2008年8月8日(金) 22:45

ピエタ



突然ですが、ミケランジェロの”ピエタ”です。

ローマのバチカンにあるサンピエトロ寺院にあります。

10年ほど前に行った時に撮った写真です。
事務所の机の引き出しを整理していて、久しぶりに眼にして、当時ホンモノを眼前にした時の感覚がフラッシュバックのように蘇ってきました。

”息を呑む”、”鳥肌が立つ”、得も言われぬ”、眼が釘付けになる”、”明鏡止水”etc.etc.
いろいろな慣用句や四字熟語を持ってしても言い表すことのできない心の動きがあったことを覚えています。

彫刻そのものに引き込まれる、というか、あ、ダメだ動けない、みたいな、それまでに経験したことのない感覚がありました。

ピエタ、とは聖母子像を題材にした絵画彫刻の総称(イタリア語)で、ラテン語の悲哀、憐憫、敬虔、を語源とする言葉だそうです。
まさにそうした意味が余すことなく伝わってきましたし、造形的にも完璧です。
それに加え、この作品ミケランジェロ23才(!!)の時の作品だそうです

置いてある場所の荘厳さ、そしてその歴史の重さ、作品自体の500年の時を経た風格、などから、とても太刀打ちできないオーラがそこにはありました。

多分その時、動けなくなった僕の中では、ミケランジェロと同じモノづくりの端くれの人間として、恐れ多くも彼の力量と比較して、それこそ徹底的に打ちのめされていたんだと思います。

僕は純粋に芸術作品を作っているわけではありませんが、少なくとも僕を選んでいただいたお施主さんに対しては、見た目楽しく、動きやすく、だけではなく、形にはならない精神性(心をこめて、と言いますが)を持って仕事をしています。それがお施主さんに伝わるかどうかは、やはり自分の心構え次第ですけれどね。

再度恥ずかしながら・・・目指せ!ミケランジェロ、です

written by hom [放浪] [この記事のURL] [コメントを書く] [コメント(1)] [TB(0)]

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